カテゴリ:病院計画



健康都市活動支援機構のCM事業
これからの医療経営は、環境変化に対応する経営戦略のもと、地域が求める病院づくりを行わねばならない。一方で病院の建替えは30~40年に一度とされる大事業であり、その範囲は事業計画から設計、施工、開設準備まで多岐に及ぶ。発注者側にそうした経験や知識をもつ職員は少ないため、外部コンサルタントによる支援が有効だ。

みとよ市民病院の医療機器
病院では、医療情報システムと同時に医療機器(※)も重要な要素だ。みとよ市民病院では、株式会社医療開発研究所が大成建設株式会社と密接に連携し、医療機器を選定・導入した。プロセスとCMの役割について、同社シニアマネージャーの水島啓吾氏に話を聞いた。

みとよ市民病院の医療情報システム
病院では、電子カルテを中心とする医療情報システムが欠かせないが、建替えのタイミングでシステムの新設・更新が発生する。その際、円滑な運用開始のために重要なのが、職員の習熟に必要な準備期間の確保だ。みとよ市民病院ではどのように開院に向けた整備を行い、どのようにして工期を厳守したのか、大成建設株式会社エンジニアリング本部デジタルファシリティソリューション室室長の小野田拓也氏と同室シニアエンジニアの加藤輝彦氏に話を聞いた。

白老町立病院の建替えとCM➊
北海道白老町は当初、一般競争入札(設計・施工分離方式)での病院建替えを予定したが、工期短縮や事業費削減の観点から、デザインビルド(設計施工を一括で発注する方式)に変更し、当機構にCM業務を委託した。就任以来、財政健全化と町立病院の建替えを先導する古俣博之副町長に、これまでの経緯とCMの役割についてインタビューした。

みとよ市民病院の建替え➊
病院設計 · 2021/03/31
本稿では、自治体病院再建の好例として、香川県三豊市立永康病院の建替えについてレポートする。 まず、同市の政策アドバイザーである伊関友伸氏(城西大学経営学部教授)から寄稿いただいた。建替えの経緯からローコストの病院建築までが詳細に述べられている。続いて山下市長には、要所における政治判断や健康まちづくりについて、建替えが進む永康病院の潟中病院長と清水看護部長には目指す病院の姿と病院再建の主なポイントについてインタビューさせていただいた。さらにプロジェクトを受注した株式会社石本建築事務所と大成建設株式会社の担当者の方々には、プロポーザルでのやり取りや設計、施工の内容についてお話しいただいた。

みとよ市民病院の建替え❷
病院設計 · 2021/03/31
本稿は、筆者が政策アドバイザーとして協力している香川県三豊市の市立永康病院の病院建替えについて現状報告を行うものである。地方の自治体病院で病院建物が老朽化しているものの建替えに躊躇している病院は少なくない。特に地方の病院は医師や看護師など医療人材の不足が深刻で、病院収益を悪化させ、病院自体が縮小均衡、最終的には消滅のサイクルに入っている病院も多い。市立永康病院も、そのような病院の一つであった。

みとよ市民病院の設計と施工
病院設計 · 2021/03/31
栄康病院の建替えに向けたECI方式のプロポーザルでは、株式会社石本設計事務所が設計を、大成建設株式会社が施工を受注した。本稿では担当者に評価のポイントについてインタビューした。

地方公共団体におけるピュア型CМ方式活用ガイドライン
病院建築計画 · 2021/03/31
国土交通省はコンストラクション・マネジメント方式を推奨し「地方公共団体におけるピュア型CМ方式活用ガイドライン」を発行した。